メリットにもデメリットにもなる催眠療法の裏側とは

催眠

私たちが健やかな生活を送る上で大切なのが睡眠です。毎日適切な睡眠時間を確保することは、健康的に過ごしていくのに重要なことです。しかし、睡眠トラブルで悩んでいる方も多いと聞きます。例えば、不眠症は日本国民の5人に1人の割合で症状が出ていると言われています。入眠が困難であったり、睡眠の維持ができなかったり、体力が十分に回復できず、日常生活に支障をきたす状況が1か月以上続くと不眠症と診断されます。そんな方に取り入れられているのが、催眠療法(ヒプノセラピー)です。心理的にリラックスした状態に導くことで、安眠を目指します。そんな催眠療法ですが、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか。また、デメリットはあるのでしょうか。催眠療法の魅力的な点と注意すべき点について紹介します。

催眠療法の魅力的なポイントとは

催眠療法とは、心理療法の中のひとつになります。リラックスした状態である催眠状態を人為的に導いていく方法です。自分自身では気づくことのできない潜在意識(無意識)の部分に問いかけてみたり、暗示をかけてみたりするなどして働きかけることで、気持ちに変化が起こり、問題解決へとつながっていくのです。実際に日常生活での問題がストレスとなり、不眠に陥っていても、否定的な考え方にアプローチし、その信念を変えることも可能です。そして、モチベーションが向上したり、集中力がついたりなどの効果も期待できるのです。この療法は、幼少期まで退行して行う年齢退行療法や、未来をイメージして行う未来療法など、いくつか種類もあるので、カウンセリングをしっかりした上で治療を受けることをおすすめします。

催眠療法を受ける際に心得ておくこととは

催眠療法は、カウンセラーとそれを受けるクライアントとの信頼関係が重要になってきます。クライアントがカウンセラーに対して心を開こうと考えていなければ、そもそも催眠療法を実施することができません。その一方で、深い催眠状態で支えてもらうことに慣れてくると、その状況から抜け出せなくなり、根本的な解決に至らない場合もあります。たとえ、潜在意識の変化が見られても、自分自身も冷静に心と向き合うようにしなければなりません。つまり、論理的、合理的に考えてしまい、人に強く依存してしまうような人は向いていないかもしれないので注意が必要です。反対に催眠療法を受けている時は、受動的な状態といえ、それ以外は主体的に行動していけるように努めることができる人にはおすすめできる技法とも言えます。